シチリア西部、州都パレルモから程近い所にある街。

塩田でも有名で、トラーパニ産の塩はミネラルが豊富で甘く素材の持ち味を引き出してくれる。
塩田は街から離れた所にあり、車がないとアクセスが悪い。
なにせ見渡す限り塩田しかない。

街は駅から海に向かって細長く伸びていて海にはさまれている様な感じ。
いつも海風が吹いていて潮の香りがする。

トラーパニも新鮮な魚中心の市場で、建物の中とその回りに露店がある。
ここに来たら、マグロのカラスミ!
大変大きくて味も濃厚。中には5年間も熟成した物がある。
言うといくらでも味見させてくれるのだが、からすみだけだと少ししょっぱいので、喉が異常に渇く。
魚達も皆、元気がいっぱい。中には生きたままのものもある。
スカンピ、ヤリイカ、あさり、ハマグリ、黒鯛、スズキ、カジキマグロ、うに、甘エビ......
見ているだけでたまらない。

そして、この街はマグロで有名。
街から少し船でいった所にファビニャーナ島があり、 ここが、マグロのおいこみ漁が盛んな所(近年、地中海のマグロは激減してしまって大変なようだ)。
毎年5月にはマッタンツァというマグロ漁を見せるお祭りがあり、全国から人が集まる。
海賊の様なごっつい漁師さん達がマグロと戦う姿は圧巻らしい。
一度見てみたい。

トラーパニもシチリアの沿岸部の街と一緒で、魚介料理がメイン。
中でもこの地特有のものは魚介のクスクス。
沢山の魚介の出汁をクスクスにかけて食べる。パスタと同じ様な感覚でプリモピアットとして。
最初に食べたときは魚介のクスクスと書いてあったのに、運ばれてきたお皿に魚介が全然なくて不思議だった。
今でも、出汁だけの所や、食べる魚介は別盛りされてくる所とかがある。
この出汁かけたら本当にたまらない。
おかわりって感じ!


Seiji_Kawashima